2025/04/06 09:09

「コーヒーって身体に悪いんじゃないの?」

そんな声をまだたまに聞きます。でも、最近の研究ではむしろ“適量なら体にいい” という結果がどんどん出てきているんです。

ここでは、コーヒーがどのように心臓病や糖尿病のリスクを下げるのか、楽しくわかりやすく解説します!


コーヒーは“ただの嗜好品”じゃない?

実はコーヒーにはポリフェノール(抗酸化物質)クロロゲン酸といった成分が、豊富に含まれています。

これらは、体の炎症を抑える、血糖値の上昇をゆるやかにするといった働きがあるんです。

▶ 2014年にハーバード大学が発表した研究によると、
1日3〜4杯のコーヒーを飲む人は、2型糖尿病のリスクが最大25%低下するという結果が出ています。


心臓にも嬉しい作用が

心臓病といえば「高血圧」や「動脈硬化」が関係しますが、コーヒーに含まれる抗酸化成分がそれらのリスクを軽減してくれる可能性があります。

▶ イギリスで行われた大規模な追跡調査では、1日0.5〜3杯のコーヒーを飲む人は、心臓病による死亡リスクが明らかに低下するという結果が出ました。

つまり、“適量”を守れば、心臓にとってもプラスになるということですね。


でも、どれくらいが“適量”なの?

「たくさん飲めばもっと健康になるの?」
…と思ってしまいがちですが、そうはいきません。

多くの研究では、1日3〜4杯程度がベスト とされています。

それ以上になると、不眠や胃への刺激などのリスクが高まるので注意が必要です。

また、カフェインに敏感な人は、午後のコーヒーが睡眠の質に影響することもあるため、朝〜昼の時間帯に楽しむのがおすすめです。


デカフェでも効果あるの?

ちなみに、カフェインを取り除いた「デカフェ」でも、一定の健康効果はあることがわかっています。

ただし、カフェイン自体にも代謝や血管に作用する働きがあるため、通常のコーヒーの方が効果はやや高めと言えそうです。


おすすめの“健康コーヒー習慣”とは?

コーヒーの健康効果を活かすには、飲み方もちょっと工夫すると◎。

ブラックで飲むのが基本
→ 砂糖たっぷりは血糖値に悪影響!

食後に飲むのが効果的
→ 血糖値の急上昇を抑えるサポートに!


焙煎度によって成分が変わるって知ってました?

浅煎り → クロロゲン酸が多め(抗酸化効果)
深煎り → リラックス効果が高め(香り成分UP)

「朝は浅煎りでシャキッと、夜は深煎りでほっと一息」
なんて飲み分けても楽しいですね!


おいしく飲んで、体も喜ぶ

コーヒーは、飲み方次第で、あなたの健康をサポートしてくれる心強い味方

「適量」と「タイミング」を意識すれば、心臓も血糖値も喜ぶ、まさに一石二鳥のドリンクです。


毎日のコーヒー、ちょっと健康のことも意識しながら楽しんでみてはいかがでしょう?